SOMESAT 連絡板

福岡出張中のsizuyaです。　明日は東京です（爆ｗ）

今日、FITSATさんとお話ししました。
masuno-skさんからの質問についてですが、
FITSAT（にわか衛星）の打ち上げが決まったのが2011年6月、2012年6月JAXAこうのとり打ち上げ、
2012年10月ISS放出の流れでしたので、
無線手続きは2011年から12年の1年間の間に行われていたようです。
具体的には教授がメインで動かれているので学生はあまり詳しく知らないということでしたが、開局手続きに関して、
・仮免許発行のため（免許発行を行う）担当者立会の元、衛星と地上局を地上で通信させて問題なければ、発行。
・その後、打ち上げられてから衛星（宇宙側）と地上局（地上側）で通信し、問題なければ本免許発行。
というプロセスを踏んでいるという話を聞きました。

衛星のミッションの一つである高速通信ですが、VGAサイズの画像でDLに5秒前後かかるようです。
（画像がJPEGであるため、1回では正確に落としきれないため、数回受信して合成してるようです）

説明を聞いていて特徴的だったのがアンテナと外枠（構造系）で、アンテナは一般的なバネ展開ではなく、プーリに巻きつけたアンテナをモーターで回転させて伸ばす（イメージとしては車のアンテナで電動で伸縮するタイプ。）方式を取られているとのこと、外枠は角パイプ（１０㎝サイズ）をカットして利用しているとのことでした。

あとは地上局が15名前後で運営されているが人手が足りないとのことでした。

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